必見!悪徳政治家を生むのは選挙システムにあり|どぶ板選挙廃止(政治改革)は急務

悪徳政治家がはびこる現在の選挙システム政治改革

国会議員(地方議員)は選挙によって生まれますが、その選挙が当選する政治家の性質・能力を決めてしまう。悪徳政治家が生まれるのは現在の選挙システムが大きな要因の一つです。

以前、自民党・石破氏が講演会で「政治家と言う職業は悪徳政治家という言葉が人口に膾炙されているように、常に悪いイメージで捉えられており、そのようなレッテル張りは仕方がないのです」と他人ごとのように語っていたのを今でも思い出します。

悪徳政治家というイメージが先行したのは職業上の性質によるものだと、石破氏は思っているようですが、これは全くの誤りです。

自分たち政治家のこれまでの醜態(汚職/金権政治)と、現在の選挙システムにこそ問題がある。ここでは後者の選挙システムについてお話します。

政治家と言う職業の本質-国民にとって耳の痛いことを言うこと

「政治家は本来であればみなから尊敬される職業です。」

えっ、なんで一成(いっせい)はこんなこというの?? って思われるかもしれませんが…

それは国民にとって耳の痛いことを率直に伝え、時には国民を鼓舞するとともに、また叱らなくてはいけない職業だからです。学校の生活指導の教員のごとく嫌われるでしょうが、それでもそういう教員がまた存在しなくてはいけないのも事実でしょう。

石を投げつけられるかもしれない。それでも現状のままでは外国からの侵略を受ける、国難が生じるという際にはその真実を国民に明確に告げ、改善策を訴え、国民にも苦役を強いる。

それを言えるかどうか、ということです。

国民にとって調子の良いことばかりを言う、バラマキ政策ばかり行う、そんなことでは長期的に国民全体にとってマイナスとなるでしょう。

それでも自分たちが選挙で当選し、何千万もの歳費を受け取り私腹を肥やすことに熱中する。そういう政治家しか存在しないからこそ、国民にとっての政治家のイメージが悪くなったのです。

ですので、石破氏の発言はただの責任転嫁以外のなにものでもないでしょう。

「選挙に受からなければただのヒト」という言葉がありますが、選挙に受かって国会議員や地方議員のバッジをつけたとしても、その人は”政治家”とはもはや言えない。

政治家と言う職業に対して失礼なヒト、政治家と言う職業を汚すヒトになっただけです。これではまだ”ただのヒト”のほうがましだったと言えるでしょう。

もはや国民からも政治家と言うのは、自分たち国民に対しておべんちゃらを言うタレントのような存在にしか映っておりません(それも選挙戦の時だけペコペコ)。

無能な政治家でも当選する選挙システムを変える方法とは

選挙戦の時に「清き一票をお願いします」と頭を下げる政治家が見られますが、これは本来一方的な関係ではありません。有権者のほうも立候補者に対して国政をお願いしないといけないんです。

ですが、現在では国民も政治家もともに分かっているわけです。その政治家が何かを変えられるわけではないし、何かを出来るわけではないという事が。なので、政治家が選挙戦の時にペコペコするのは不思議な光景ではありません。

現状、無能な政治家でも当選できるような選挙システムとなっているわけです。

こういう現状を変えるにはどうすればいいのか?

どぶ板選挙を廃止すること|街宣カーでの連呼や選挙はがきも徹底的に禁止

まずはどぶ板選挙という選挙戦のやり方を変えることです。

地元の選挙区の有権者に一人でも多く会いに行き、集まるところに出かけ、なるべく多くの有権者と直接握手をするというもの。政策や法律案などは全く関係がありません。

その候補者のパーソナリティで票を獲るというやり方です。そして、どれだけのポカをしようが、その候補者と有権者を親戚のごとく関係を深め、「あの人と知り合いだから投票をする」というような状態に持っていきます。

信じられないことですが、汚職をして獄中にいながら立候補して当選した男だっているのが現在の日本の選挙なのです。

本来であれば、候補者を、あるいは政党の政策を合理的に見極め判断して票を入れるというのが正論でしょう。それを全く踏みにじるやり方がこのどぶ板選挙です。ともかく選挙戦に勝てばいいのだ、というイデオロギーがこのやり方の根底にあります。

こういう考え方を捨てきれない人は、率直に言ってもう政治家を辞めてもらうしかない。

「あなたが選挙に受かるのなんかどうでもいいことなんです。それは目的ではない。選挙とは国民を、有権者を、政治的に教育する場なのです。いまこの国に必要なこと、国民にとっては苦役と言えるかもしれないがやらなくてはいけないことを諭す。それが選挙であり、政治家の役目です」

街宣カーで名前を連呼したり、選挙ハガキや電話攻勢なども徹底的に禁止し、あるいは自粛させる。あくまでも政治家の資質、具体的に言うのであれば法案作成能力、法制執務の能力で勝負する。それだけです。

立候補者がTVやネットで政策討論会を行う

どぶ板選挙を法律で禁止する。政党党首の政策討論会をテレビ・インターネットなどあらゆるメディアで行い、次に各地方のテレビや集会などでその地元の選挙区の候補者が討論会を行う。

テレビやネットがない時代であれば、直接有権者に会いに行き説明する以外になかったと思いますが、今の時代はもはやそうではないでしょう。

時の流れにより社会は変わるものであり、またそれに合わせて制度も変わっていくもののです。

そうしない限りは、お茶汲みやお酒の席での立ち回りが得意なお調子者が選挙に通るでしょう。あるいは冠婚葬祭巡りをすることに精を出すものが通ります。政治家として何の能力もないものが選挙戦で受かってしまうでしょう。

まとめ

政治家の能力とは、先ほど挙げた法律を作ることが何よりの仕事ですが、様々な団体・機関・グループの意見を汲みあげて、

それをみなの利益に合うように調整する役割というのも担っております。そういった能力で勝負するような土俵、選挙戦の抜本的なシステム変更が求められます。

現在のどぶ板選挙方式では、政治家(立候補者)と有権者の距離があまりに近すぎるんです。これでは汚職がはびこるのは自然なことだと思います。

家族や親戚の身内の問題では常に物事が曖昧となり”なあなあ”の世界になりますが、これ他の世間様の仕事と同じように、一般社会のカテゴリーに位置づけられる政治の世界に持ち込んではいけないんです。

繰り返しますが、どぶ板選挙と言うただ選挙戦に勝てばよいというイデオロギーが根底にある、現在の選挙の仕組みを変えることが急務だと思います。

今後は主に政策討論会などをテレビやネットで配信し、政策や法制執務の能力で有権者に判断させるようにしなくてはいけません(了)。

※特に地方議員の選挙制度に関して次の記事で扱っております。ぜひお読みください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました